20.冬の恋歌
作詞:阿久悠
作曲:浜圭介
ヘッドライトが大橋わたる
あとは暗闇 真の闇
風は西から北へと変わる
やがて季節は冬になる
わたし 今日から あゝひとりで眠り
からだ からだ からだ ばかりを熱くする
窓を叩けば 風でも起きる
風と知ってて 外を見る
手紙みたいな 枯葉が舞って
涙みたいな雨が降る
わたしあれから あゝ ひとりで生きて
心 心 心 なおさらつのらせる
時雨過ぎたら 小さな星が
空のかなたでまたたいて
やがて消えそうな儚い色が
恋の行方を 占って
わたし それでも あゝひとりで想い
つらい つらい つらい 恋歌くり返す
|